デザイナーにおすすめ「静岡市立芹沢銈介美術館」をご紹介。ゼルダの伝説ムジュラの仮面の世界が広がる

静岡市立芹沢銈介美術館

去年からカメラにハマっていますが、最近は画像編集にも興味が湧いてきました。ちょっと手を入れるだけで、まったく違う雰囲気の作品に仕上がるのが面白いです。そこで次に興味が湧いてくるのがデザインです。編集するにもデザインのアイデアがないと作業が進まないものです。今回は、デザイナーに有名な美術館が静岡市にあると聞き行ってきました。「静岡市立芹沢銈介美術館」をご紹介します。

まるでデザインの教科書、人間国宝の芹沢銈介の作品を堪能しよう

場所は登呂遺跡の隣

場所は静岡市、東名高速道路の静岡インターより車で約10分で到着します。隣は小学校の頃に学んだ「登呂遺跡」があります。駐車場も登呂遺跡と共通で利用できます。料金は400円。駐車場はガラガラ~。

静岡市立芹沢銈介美術館
静岡市立芹沢銈介美術館

駐車場から北上し登呂遺跡を横に見ながら進んでいくと、重厚なつくりの建物が見えてくるはずです。美術館の入り口がわかりにくいのですが、この看板の矢印を信じて歩いてください。

静岡市立芹沢銈介美術館

鮮やかな色彩と模様は現代的でCOOL

美術館の敷地に一歩踏み込めば、隣の登呂遺跡とは別次元の空間が広がっています。こういう美術館の雰囲気は好きです。強いて言うと、デザイン視点で足ふきマットがじゃまよ。

静岡市立芹沢銈介美術館
静岡市立芹沢銈介美術館

ここで、芹沢銈介のご紹介を少しだけ。芹沢銈介は1895年静岡市葵区に生まれました。彼の作品の特徴の一つが型染(かたぞめ)という技法が使われている点です。これは、型を用いて模様を染める染色技法で、彼は半世紀以上にわたってこの型染を極め、1956年には「型絵染」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。染色というとマニアックな世界に思われがちですが、彼の作品を見ればわかるのですが、これが古さを全く感じさせません。

静岡市立芹沢銈介美術館

metrocs様より引用

漢字の一部もしくは全体を雲などに置き換えデザインする手法は今でも十分に通用する、というか今見ても新しくオシャレでCOOL。

静岡市立芹沢銈介美術館

miho様より引用

当美術館には800点の芹沢銈介作品が収蔵されていますが、色彩と模様のデザインの教科書といったところでしょうか。ぱっと見で分かりやすいポップなデザインはいいですね。

世界の仮面と衣装

オリジナリティ溢れる展示を実施中

今回デザインの勉強のためにこの美術館に訪れたのですが、それとは別にもう一つの目的があります。それが、これです。

静岡市立芹沢銈介美術館

芹沢銈介の収集した「世界の仮面と衣装」の展示です。昔テレビゲームでやった「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」のようなおどろおどろしい仮面の展示が開催されています。

静岡市立芹沢銈介美術館

美術館の入り口のポスターの仮面なんていい味だしています。染色から仮面なんてブッ飛んでいますが、芹沢銈介は世界の工芸品の収集家としても有名でして、芹沢の収集した作品の中でも仮面は260点にも及び、時代や国籍を広く網羅しています。

ペルーやコンゴ、アメリカにアフガニスタン、日本。地域は異なれど、大抵は冠婚葬祭や成人の儀や五穀豊穣などの儀式に用いらているものが多いのですが、まぁ、どれも共通して不気味。笑っているような形をしているけれども、その目からはこちらの心が読み取られるかのような冷たい視線を感じます。これが少し暗い美術館の雰囲気とぴったり。全方位から誰かに見られている気になります。オリジナリティにあふれた展示でよかったですよ。

「静岡市立芹沢銈介美術館」の詳細

・名称  :静岡市立芹沢銈介美術館
・住所  :〒422-8033 静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5
・電話番号:054-282-5522
・開館時間:9:00 ~ 16:30
・休館日 :毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
・入館料 :一般420円/高・大学生250円/小・中学生100円/未就学児無料
      登呂博物館との共通券
      一般570円/高・大学生360円/小・中学生120円
・駐車場 :400円(登呂遺跡の駐車場をご利用ください)
・HP    :https://www.seribi.jp/

「静岡市立芹沢銈介美術館」へのアクセス

車:東名高速の静岡インターより約10分
バス:静岡駅南口、しずてつジャストライン22番バス乗り場から「登呂遺跡」行きに乗車、終点「登呂遺跡」にて下車。約12分。

まとめ

静岡市にある「静岡市立芹沢銈介美術館」に行ってきました。人間国宝の芹沢銈介の作品は、まるで色彩と模様のデザインの教科書。ポップなデザインはとても勉強になりました。また、現在展示されている「世界の仮面と衣装」は、どの仮面も怖いし不気味。世界中の仮面を一つの美術館で見れるチャンスは、そうそうありません。ここでしか味わえない雰囲気を堪能してみてください。デザイナーさんにおすすめの美術館でした。

静岡市立芹沢銈介美術館

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